かもだ内科クリニック
本文へジャンプ
ボトックス(ボツリヌス毒素)による治療

 「顔の片方がぴくつく」または「目のまわりがぴくつく」といった症状は顔面痙攣あるい眼瞼痙攣の可能性があります。これらの症状で悩んでいる患者様にはボツリヌス毒素による治療が有効な場合があります。

 治療の実際は、ぴくつきのある部分にごく少量のボツリヌス毒素を注射します。効果は2〜3日で現れ、およそ3ヶ月間持続します。効果がなくなれば、再度注射をします。

 保険適用です。



 
 
かもだ内科クリニック
プラセンタ療法

 ヒトの胎盤から抽出したエキスは、肝機能障害などの治療薬や滋養強壮を目的とした医薬品として用いられてきました。医薬品としては歴史が長く、薬価が認められたのは約30年前になります。

 肝機能障害の治療薬である「プラセンタ」はヒトプラセンタ由来の肝細胞増殖因子等が、B型・C型等の肝炎ウイルスやお酒の長期飲用などで減少した肝細胞の数を増やし、肝機能を回復させます。プラセンタ注射に含まれる細胞増殖因子には、肝細胞増殖因子だけでなく、神経細胞増殖因子や上皮細胞増殖因子などたくさんの種類があり、それぞれの果たす効果に注目が集まっています。

 治療を受けた患者さんから、「肩こりがなくなった」「良く眠れるようになった」「めまいがなくなった」「かかとや手のカサカサがなくなった」「朝起きるのが楽になった」など、予想外の効果を耳にすることがあります。また、「肌のくすみが薄くなった」「肌のハリがでて、化粧のノリがよくなった」などの美容面での効果も良く聞かれます。海外でも健康や若さの維持に多くの人が積極的に使用しています。

 しかしながら最近、安全性に関する記事が新聞に掲載されました。また、ラエンネックを含む人胎盤由来製剤使用者では献血を控えることが求められています。これは変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の感染の可能性が完全に否定できないという理由からです。

 本製品は、「ドナースクリーニング→受入検査→高圧蒸気滅菌処理→製品試験」という汚染防止対策を施し、梅毒、淋病、B型肝炎、C型肝炎、エイズ(後天性免疫不全症候群)、成人T細胞白血病などの陰性を確認しております。病原性プリオン(ヤコブ病の病原体)に対しては胎盤収集の管理を厳重にしているため、英国滞在経験者の胎盤がラエンネックに使われる可能性はありません。もとより、胎盤は受精卵由来でもともと女性の持っている臓器(組織)ではありません。

 当院ではこれらのことを十分に説明し、ご理解を得た上での治療になりますので、同意書をいただくようにしております。

 また、肝機能障害以外の治療は保険外診療のため、自由診療扱いとなります。

 料金は、下記の通りです。

    ラエンネック 1本筋注:1000円、2本筋注:1200
                     2本点滴:1400円、3本点滴:1600



〒768-067
香川県観音寺市坂本町7-10-10
0875-23-4976